"■日本のものづくりに一番足りないもの2006年にイタリアでのデザインの仕事を辞め、故郷山形にて独立した奥山さんから見て、イタリアにあって日本にないものがあるといいます。「日本は近代化とともに過去の..."



■日本のものづくりに一番足りないもの

2006年にイタリアでのデザインの仕事を辞め、故郷山形にて独立した奥山さんから見て、イタリアにあって日本にないものがあるといいます。



「日本は近代化とともに過去の文化を捨ててきた。ヨーロッパのブランドは過去=物語をもつブランドを作ってきた」「経済的に豊かになったからといって文化的に豊かとは限らない。これまで育ててこなかった過去=物語づくりが日本に一番足りないこと」

「イタリアも日本もよい技術がある。しかし、技術は食べ物に例えると、生では食べられない食材。料理して味をつけることで、お客様が美味しいと言ってくれるものになる」



日本にも地場産業は多くあるにも関わらずブランドになっていないのは、本来の技術や機能の素晴らしさや物語を伝えようとしてこなかったからであり、眠っている物語を伝えるデザインによって世界で認められるブランドになるはずだ、と核心する奥山さんの言葉に、日本のものづくりのこれから目指すべき姿が見えてきます。







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